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突然父が病気に



平成7年の夏、父が体調不良を訴えました。病気らしい病気はしたことのない
元気な父でしたが、以前から糖尿病を患っていたのでそれが原因だろうと
思っていました。


父が病院へ検査を受けにいった日に、母へ病院から電話があり、
翌日病院に行くことになりました。
当然父に内緒です。母は最悪のことは考えてなかったようですが、
私は悪い予感がしてました。案の定・・


胃癌でした。年は越すことができないだろうと・・  
手術もできないとのことでした。


そのため、検査だけで入院してましたから「ここから出せ〜〜!」と父が・・・・
その時点では、少し調子が悪い程度しか父は考えてなかったようなので
、私たちはどうしようかと先生と相談した結果、退院させていただくことに
なりました。しかし先生からは「本人が必ず自分から病院へ連れて行って
ほしい、と言います」と。「そのときは覚悟してください。」と。


父が家に帰って来るとチョロたちは当然「ワンワンワンワン」と
大はしゃぎです。
何事もなかったように今までどおり散歩に出かけていきます。


いつもどおり、何事も無く・・・人間だけではなく生き物すべてに共通すると
思いますが、みんなが「健康」であって家族皆で楽しく過ごす。
私が一番今でも望んでることでもあります。


その年の12月、やはり父が自分から病院に行くと言い出しました。
その10日後に永眠しました。62歳でした。


この父の最期の入院生活の10日間は、私たちだけではなく、
チョロたちにとっても寂しい日々だったのではと思います。
いつも散歩にも連れて行ってくれていた父の姿がなく、
母の様子も暗かったでしょうから。。。

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